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特集! あれこれトップ5(ファイブ)

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あったかハートふれあい劇団では、これまでに大小合わせて30公演ぐらいをおこなってきましたが、今回は、その中から特に印象に残っている舞台装置やキャラクターなどについてご紹介してみたいと思います。

最初の特集は大がかりな舞台装置についてです。



【舞台装置がすごい!】

①実物大のお城の石垣
「松籟の歌」-第6回公演-
圧倒する大きさで言えばNo1は、この作品で作り上げられたお城の石垣でしょう。
高さ5メートル以上、舞台ほぼ全体を覆い隠すほどの迫力でした。
設置可能かどうか不安を抱かせる大きさでしたが、なんとか作り終えることが出来ました。
しかも、場面転換によりアップダウンさせる必要があり、事故が起きないか本当に不安でした。
無事終了して本当に良かったです。


②人間より重たい木の実
「ヤシロ」-第2回公演-
この作品では、作品のカギとなる『救世果』の果実という木の実が必要でした。
まだ装置作りのノウハウがなかった頃の作品で、直径80センチぐらいの晩白柚に似た木の実の造形を作る必要に迫られ、紙粘土のたぐいで作ったところ、とても大人一人では持ち上げられないような重さになってしまいました。大人の体重ぐらいはあったと思います。

↑この木が割れて『救世果』が現れる仕掛け


③巨岩の島を再現
「水島幻想」-第15回公演(再演時)-
ご存じ、万葉集の歌枕で有名な『水島』が舞台でしたが、その水島をまるごと舞台上に作りました。
岩肌を表現するのが難しかったですが、見事に実物と見間違えるほどの舞台になったと思います。


④紙でできた大木
「妖怪の森」-第7回公演-
妖怪の森の初演時、どうしたら妖怪の雰囲気が出るかでスタッフで検討した結果、巨大な木を表現しようということになりました。今までにない大きさの木を、ということでしたが、材料が問題になりました。重量を支えるためには軽い素材で作るしかありません。大道具スタッフのアイデアでなんと、紙で外観を整えることになりました。果たしてその結果、見事な大木が出来上がりました。


紙とは思えないような質感でした。


⑤舞台上にオケピを作る
「魔法の杖」-第13回公演-
この作品で初めて八代ハーモニーホールを使いました。それまで八代厚生会館では生演奏でオケピットを使用してきました。ところが、ハーモニーホールにはオケピットがありません。
生演奏スタイルのミュージカルを第一に考えていましたので、さて、演奏をどこでおこなうのか? 難問でした。
そして、出した結論が「舞台上オケピット」ということでした。そう、舞台上にオケ用の小屋を建てたのです。それも舞台装置として違和感のないようなかたちで。

  ↑この、窓のある小部屋がオケピット
実際の写真

終演時に種明かし

いやあ、思い出深いですね…

 



【おまけ】巨大なのれんと巨大な帆
「千姫と風の小弥太」-第10回公演-
巨大さで言えば、この作品を除くわけにはいかないでしょう。ホリゾントを使用しない大黒バックの作品でしたが、独特の雰囲気を持った作品に仕上がりました。
作中の主な舞台となる呉服問屋「湊屋」(みなとや)ののれんは他を圧倒する大きさでした。さらに、ラストシーンのみに贅沢に使用されたのが舞台上を覆い尽くす湊屋所有の帆船の巨大な帆でした。

「湊屋」ののれん

巨大な帆

 


以上、特集「舞台装置がすごい!」でした。
次回はあったかハートの公演に登場したユニークキャラのご紹介をしたいと思います。
お楽しみに!

 

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